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刷毛で塗るときのポイント
刷毛の使いはじめ
新しい刷毛には余分な浮いた毛が混じっています。そのまま使うと 塗装面にその毛がこびりついてしまい、仕上がりも冴えません。
使う前によくしごいて余分な毛を抜いておきましょう。
塗料には、最初ドップリつけ缶のふちでよくしごき刷毛の中の空気を出しておきます。空気が残っていると塗面に気泡が入り、美しく仕上がりません。
塗る時は刷毛の2/3くらいまで塗料を含ませて塗ります。
刷毛の持ち方・塗り方
刷毛は、刷毛先が横一文字になるようにして軽く持ちます。
塗装面に対しては平行に立ち、塗面に大きくノビノビと平均に塗り広げるのが理想的です。
塗装の手順は
[1] 塗りにくい所から塗りやすいところへ
[2] 上から下へ
[3] 右(左)から左(右)へ
[4] 奥から手前へ塗ります。
塗料のついた刷毛の手入れ
塗料はふつう2回塗りが原則。
1回塗りが終わって2回塗りにかかるまでの間、塗料のついた刷毛は 放っておくと固まってしまいます。
ビニール袋に入れ、空気を出してから 輪ゴムでとめておきましょう。水につけておいても固まりません。
使用後の刷毛の手入れ
乾かないうちに、残った塗料をヘラなどでよくしごいて落とします。
さらに新聞紙などにこすりつけて、残りの塗料を充分に落とします。
次に使った塗料のうすめ液でよく洗います。
最後に中性洗剤で洗い、水ですすぎ、ヒモに吊るして陰干ししておきます。