窯業系サイディングボードの塗替えを予定していますが、シーリングは打ち直したほうが良いのでしょうか?
はい。打ち直しをお勧めします。
劣化状況にも拠りますが、基本的に塗替え時に同時に行うのが良いと思います。
シーリング材は、ノンブリードタイプの変性シリコン系で上塗りと同系色をお勧めします。
同系色をお勧めする理由は、シーリング部分は動きがあるので、将来塗膜の割れなどがあった場合、上塗りと同系色ですと目立たないからです。
プライマーの塗布や2面接着に留意し、下記のシーリング材をお勧めします。
クリヤ塗装・後打ちの場合は、耐候性に優れた下記をお勧めします。
※2面接着:ボードとボードのみに接着し、奥部には接着しないようにします。既設のボンドブレーカー(シーリングとの接着を防ぐテープ状の物)を残し、シール材が付着しないようにします。2面接着は、3面接着と比べ、シーリングの伸びに優れ、その破断を防ぎます。
関連する質問
- 1回塗りと、2回塗りとでどういう違いがありますか?
- スタイロフォームに塗装できますか?
- コールタールを塗ったトタンを塗り替えるときの注意は?
- 同じグレードの1液と2液形塗料の性能を比較したらどちらが優れますか?
- 窯業系サイディングボードの塗替えを予定していますが、シーリングは打ち直したほうが良いのでしょうか?