防水塗料を屋上のコンクリート床面に塗りましたが、乾燥後に部分的に膨れてきたのはなぜでしょうか?
塗装前のコンクリート面が、湿っていたり塗装直後の降雨などによって、塗膜の下に水分があると、太陽の熱によって暖められた水分が水蒸気となって閉じ込められ、塗膜を膨らませることがあります。(特に暖かい時期の太陽の光が当るとかなりの高温になり、水蒸気が発生しやすくなります。)塗装前に下地をよく乾燥させる、天気に気をつける、地下駐車場のように常時湿っているところは塗装を避けるように注意が必要です。又、新しいコンクリートやモルタルはの場合は、アルカリが強く密着不良の原因になります。最低1か月以上経ってから塗ってください。大きな膨らみがの場合は、膨らんだ部分をはがして再塗装をしてください。 コンクリート未塗装の防水で、フクレを発生させない解決策としては、ウレタン防水の「通気緩衝工法」という、難易度の高い防水工法がその一つです。サイトに動画も掲載していますので、一度ご覧ください。
関連する質問
- 屋上のモルタル面(未塗装)に、2液型のウレタン防水を施工したい。
- 屋上の黒い防水ゴムシート(加硫ゴム系)のシルバー塗装を、同じくシルバーで塗装したい。
- 屋上の砂付きアスファルトやゴムアスシート面に、保護用のトップコートを施工したい。
- ベランダのFRP防水に、保護用の水性トップコートを塗装したい。
- 屋上の塩ビ防水シートが、収縮してコーナー部などが浮いてきています。防水材で補修する方法はありますか?