塗装後、1週間以上経つのに、まだ表面がべたつく。考えられる理由は何ですか?
時間が経過しても塗装面がべたつくとしたら、可塑剤の可能性が疑われます。例えば、塩ビ鋼板やNBタイプではない変性シリコーンコーキングの上に直接塗装すると、製品に含まれた可塑剤が塗装面に移り出てべたつきを生じさせることがあります。コーキングの打ち直しや、特殊な塗装仕様での補修が必要です。また可塑剤を含む製品(ドアストッパー、ゴムタイヤ、軟質塩ビ製品等)と塗装面が接触した場合にも、べたつきが生じることがあります。この場合は、可塑剤を含まないタイプの部品に交換するか、塗料を変更する、または直接触れないようにする工夫が必要です。
対策品
軟質塩ビコート(水性シリコン塗料)
塩ビ鋼板NBプライマー(2液型屋根用プライマー)
HP塩ビ用シリコントップ(水性屋上防水塩ビシート用)
ノンタックプライマー(コーキングブリード防止プライマー)
関連する質問
- 日本塗料工業会(日塗工)の色調を確認したい。
- 不要塗料の再販は、焼却処分と比較して、どの程度環境に良いのでしょうか?
- 前に塗った塗料が水性か、油性かわかりません。判断方法はありますか?
- シーラーの目的を教えてください?
- 施工動画を一覧で見ることができますか?