外壁の窯業系サイディング目地のシーリング面もいっしょに塗装したいが可能ですか?
シーリング材への塗装は可能ですが留意点が3点あります。 ①シーリング材は一種の緩衝材で、伸び縮みすることで、窯業系サイディングへのダメージを緩和します。塗膜が追随できないレベルの動きが生じた場合、コーキングが表面から見えてしまう恐れ場あります。このため、上塗りに近い色のコーキングをお勧めします。 ②可塑剤を含むタイプのシーリング材(例えば一般的な変性シリコンコーキング)に直接塗装した場合、可塑剤が塗膜表面に移行してべたつきが生じ、黒筋汚れの原因となります。NB(ノンブリードタイプ)のシーリングをお勧めします。 ③(変性タイプではない)シリコン系シーリング材の上には、十分な付着性を確保できる塗料はなく、確実に剥がれが生じます。上記以外のシーリング材でも、組み合わせによっては、十分な付着性を確保できない場合があります。
5色から選択できるヘンセイシリコン(ペイントセラNB)
70色から選択できる変性シリコン(ヘンセイシリコンNB-LM)
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