弾性塗料はALCパネルや窯業系サイディングの外壁塗り替えに適さないといわれたがなぜですか?
弾性塗料で塗り替えると、次回塗り替えの際、塗膜の膨れが生じやすいためです。カタログの「施工上の要点・注意事項」等でも注意喚起しています。ALCパネル、窯業系サイディングや軽量モルタル等の断熱性が高い材質の外壁は、特に夏場、直射日光の影響を受けると、表面温度が50~60℃以上に上ることがあり、外壁内の湿気が熱せられて水蒸気になりやすいといわれます。弾性塗料に新たに塗料を塗り重ねると、水蒸気が逃げにくくなり、その結果、弾性塗料の柔らかな塗膜を膨らませてしまう傾向があります。
窯業系サイディング用下塗り(パーフェクトサーフ)
ALC対応下塗り(パーフェクトフィラー)
関連する質問
- 土壁に塗れる塗料はありますか?
- 高機能サイディングボード(光触媒・無機コーティング・超親水タイプ)への塗装は可能でしょうか?
- 外壁用の撥水剤はありますか?
- 壁面を水性のシルバーで仕上げたい。
- 施主が色を決められず、困っています。カラーシミュレーションで提案したいのですが、良い方法がありますでしょうか?