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ローラー施工の本格防水
素地調整(被塗面の洗浄やひび割れ補修など)
被塗面のホコリ、汚れ、カビ、剥がれかかった塗膜などを、ワイヤーブラシや皮スキなどで取り除きます。
表面が劣化している場合は、ブラシ水洗又は高圧水洗をします。
不陸部は、カチオンタイトFで調整します。
ひび割れ部はあらかじめ、ウレタンシーリング材で補修してください。
(補修部にパワーメッシュ(動画あり)の貼り付けをお勧めします)
屋上ベランダ防水 洗浄~シーリング【動画】
1液型防水材専用シーラーを塗ります。
- 特長
- ハイボンドコート専用のカチオン系水性シーラー(下塗)です。
浸透性に優れ、各種基材への接着性や老朽化した旧塗膜等の補強効果が優れます。 - 運用部位
- ベランダ、屋上。
未塗装モルタル面、ウレタン防水面、シート防水面(黒色のゴムシートや砂付きルーフィング)など。 - 使用方法
- 必ず十分な素地調整(ゴミ、油分。水分の除去)を行ってください。
ひび割れ部はあらかじめ、ウレタンシーリング材で補修してください。
(補修部にパワーメッシュ(動画あり)の貼り付けをお勧めします)
水性刷毛やウールローラーを用いて1回塗装します。コンクリート面の吸込みの激しい場合は、2~3回塗装して下さい。上塗まで1時間以上乾燥させてください(気温20℃の場合)。 - 希釈
- 水で100%希釈。
通常水で倍希釈して使用します。(プライマー:水=1:1)。素地の劣化が激しい場合は、50%希釈にて使用してください。 - 塗布量
- 1㎡当たり0.15Kg使用します。
16Kgで110㎡、4Kgで27㎡塗装できます。*倍希釈の場合 *4Lは小分け品 - 注意点
- 塩ビシートやカラー防水シート、FRP防水には施工出来ません。
湿度が高い時や5℃以下の場合は塗装できません。 - 備考
- 適合上塗り
・ポリマーセメント系防水材(ハイボンドコート)
・水性防水保護・美装塗料(骨材入り)(ハイボンドトップ)
・水性防水保護・美装塗料(骨材抜き)(ケートップライナー) - 資料
- カタログ
カタログ(ハイボンドコート)
2成分塗膜防水材(2~3回塗り) *クロス貼り工程も有り
カナエ ハイボンドコート#300/P
色調:グレー
18Kg(樹脂)+15Kg(7.5Kg×2袋/粉体)のセット
塗布量は工法により異なります。
HMR-1工法(軽歩行/簡易工法) 15.3㎡/セット
HMR-2工法(軽歩行/補強布入り) 10.5㎡/セット
その他仕様は「資料」を参照願います
税抜き 33kgセット 13050円
【カナエ化学】
- 特長
- ハイボンドコートは高分子共重合エマルジョン(ハイボンドコート#300)とセメント系無機質骨材を主成分とする粉体(ハンボンドコートP)を混合することにより、強靱で耐候性、耐久性、耐水性のある弾性塗膜を形成するポリマーセメント系防水材です。
防水層は柔軟で弾性に富んでいるため下地の追従性にすぐれています。
また、エマルジョンタイプ(水性)ですので、安全衛生、火気、公害の心配がなく、施工場所を選ばず工期短縮が可能です。 - 運用部位
- 屋上、ベランダ、テラスなど。(コンクリート面やゴムシート、ウレタン防水面)
- 使用方法
- プライマー塗布後、#300(樹脂)に、P(粉体)を、18:15の割合で混合して、工程に応じた水を配合し、電動の攪拌機でよく攪拌します。(資料の施工要領書参照)
(実際は、樹脂を9Kgと粉体を1袋(7.5Kg)に水を(1.5~2)加えます。18L缶で調合できます。)
骨材用ローラー細目(緑色)、刷毛(防水用コッピー刷毛)を用いて塗り広げます。立ち上がり部も一緒に施工可能です。
乾燥時間は約3~4時間(20℃)です。 - 動画
- カナヱ化学ホームページに、「ハイボンドコート」の、紹介映像がありますのでご覧ください。
- 希釈
- 工法・工程により異なります。
基本は下記配合になります。
プライマー・・・・・・・・樹脂:粉体:水=18:15:10
中塗・上塗・・・・・・・・樹脂:粉体:水=18:15:3
下塗(クロス貼り)・・樹脂:粉体:水=18:15:4
- 塗布量
- 18Kg(樹脂)+15Kg(7.5Kg×2袋/粉体)の33Kgセット
HMR-1工法(軽歩行/簡易工法)、HM-1工法(非歩行/簡易工法)・・・・・15.3㎡/セット
HMR-2工法(軽歩行/補強布入り)、HM-2工法(非歩行/補強布入り)・・10.5㎡/セット
HMR-1K(通気緩衝軽歩行)、HM-1K(通気緩衝非歩行)*プロ向け・・・16.5㎡/セット
プライマーの工程を、カナヱ カチオンプライマーにすることも可能です。 - 注意点
- 樹脂と粉体や水との攪拌は、電動攪拌機で攪拌してください。
攪拌後は、増粘していきますので、早めに(20~30分以内)に使い切ってください。
気温5℃以下での施工は避けてください。
降雨、降雪の場合や予想される場合は、施工を中止してください。
シルバー仕上げは出来ません。 - 備考
- 適合下塗り
・水性カチオン系シーラー:(カナヱ カチオンプライマー)
適合上塗り
・水性着色仕上げ塗材(骨材入り:軽歩行用):(ハイボンドトップ)
・水性着色仕上げ塗材(骨材抜き:非歩行用):(ケートップライナー)
・水性遮熱着色仕上げ塗材(骨材抜き:非歩行用):(カナヱ 遮熱トップ)
・下地調整材(不陸調整用):(カチオンタイトF) - ご案内
- 関連資材
HMR-2、HM-2工法で使用→ハイボンドクロスG
HMR-1K、HM-1K工法(通気緩衝工法)で使用する用品↓
*お届け時、上層階への搬入は致しかねます。あらかじめご了承ください。
・カナヱシート
・カナヱシート用接着剤
・カナヱテープ
・カナヱ補強用ハイボンドクロス
・変性シリコンシーリング
・脱気筒
- 資料
- カタログ
HMR-1工法(軽歩行/簡易工法)
HMR-2工法(軽歩行/補強布入り)
HM-1工法(非歩行/簡易工法)
HM-2工法(非歩行/補強布入り)
HMR-1K(通気緩衝/軽歩行)
HM-1K(通気緩衝/非歩行)
HMC-1(保護モルタル/簡易工法/浴室用)
HMC-2(保護モルタル/ガラスクロス工)
防水保護美装塗料を1回塗ります。
色見本
- グレー(N-50)
- 特長
- ハイボンドコート保護用仕上げ塗料です。
骨材入りの為、ノンスリップ仕上げとなります。
ゴムシートやウレタン防水の保護美装用塗料としても使用出来ます。
(非歩行タイプ(骨材抜き)を希望される場合は、ケートップライナーを使用してください。) - 運用部位
- ベランダ、屋上。
- 使用方法
- 水性刷毛やウールローラーを用いて1回塗装します。
塗り重ねる間隔は3時間以上乾燥させてください。(気温20℃の場合) 通常1回塗りです。
養生期間は24時間です。 - 希釈
- 水で0~5%希釈します。通常無希釈。
- 塗布量
- 1㎡当たり0.5kkg使用します。 20kgで40㎡塗装できます(1回塗り)。
- 注意点
- 気温5℃以下での施工は避けてください。
降雨、降雪の場合や予想される場合は、施工を中止してください。 - 備考
- 適合下塗り
・水性カチオン系シーラー:(カナヱ カチオンプライマー)
適合中塗り
・ポリマーセメント系防水材:(ハイボンドコート)
- 資料
- カタログ
カタログ(ハイボンドコート)
下記の場合塗装ができません
- 湿度が高いときや気温が5℃以下の場合
- シリコーン系シーリング材で補修した面
- 塩ビシート面には施工出来ません。クールトップ500Si(保護材)を参照ください)
- 被塗面が濡れていたり結露している場合
- 被塗面が脆弱で、強度が極端に落ちている場合
- 旧塗膜やシートの素材への密着が悪い場合
- 床面より水がしみ出る部分